稲益造船株式会社
こんにちは!新卒採用メディア編集長の澤田です。本日は北九州市若松区に本社を構える、『稲益造船株式会社』様にホームページのお打ち合わせでお伺いさせて頂きました。

創業は大正14年。今年で創業から91年を迎える歴史ある企業様です。ちなみに新卒採用を行われておりますので就職活動を行っている学生さんには是非見て頂きたい記事で御座います。では、本日も宜しくお願い致します。
Contents
造船業の生業
船を作るという事

なかなか船が陸に上がった姿を見た事がある方は少ないと思います。通常、海に浮かんでいる船が陸に上がると底はどうなっていると思いますか?
私が驚いたのは『こんなに貝が付いているのか!!!』という事です。(笑)
記憶と記録に残る造船業
歴史に名を刻む
船を作るという事は、世界にたった1つしか存在しない、大きなモノを自らの手で創るという事だと思います。そして、ここの会社は北九州市の船を建造しており、北九州市産業経済局が発行する周年誌(50周年誌・100周年誌)に歴史を刻んでおります。
第18わかと丸もこの稲益造船社が手掛けたそうです。北九州市(国)の船を建造するという事は、歴史に名を刻むという事だと感じました。

これは船に掲げられているモノです。今日はたまたま定期検査で稲益造船社に来ていましたので、そこで撮影させて頂きました。
記憶に残る
稲益造船社が建造、整備した船の中で、税関を通る船も存在する様です。その様な船はG7の会合が行われた際などテレビに映る事も度々あるそうです。
子を持つ親として、子どもに『この船はお父さんが建造(整備)した船だ』とテレビを見ながら言えるとは、なんと幸せな事でしょうか?『お父さんはテレビに映る船を創ってる』そう学校で自慢するのではないでしょうか?イメージするとホンワカします。




日本は島国だから船の仕事は無くならない
皆さんは船をいうと、貨物船や客船をイメージするのではないでしょうか?しかし、この世界には皆さんが知り得なかった船は多く存在します。今日例にあげるのは1つの作業船です。

この船は浚渫船(しゅんせつせん)と言います。写真左にクレーン車が乗っているのが分かりますか?

なかなか、船の上にあるとは思い難い光景ですよね。改めて、この船は浚渫船といいまして、海底の砂を取る作業船なのです。
海には波がある為、その波で海底の砂が移動してしまうのです。その砂が一箇所に集まればもちろん海深は浅くなり、大きな船が底を通る事が困難になります。
そんな事態にこの浚渫船が出動するのです!浅くなった海深を掘り下げて船が通過出来る様にします。この船だけではなく、作業船は多く存在します。
例えば、飛行機で移動する事が増えても、車で移動する事が増えても、船でしか出来ない仕事がある限り、その船の建造や整備が必要になる以上、仕事が無くなる事はないのです。
かつて北九州市に24社存在した造船企業

以前北九州市は若松区を中心として造船業が盛んで、多い時には24社造船企業が存在しておりました。昭和60年時点では8社まで廃業や買収で業界規模は縮小し、現在では3社となっています。
確かに、航路や陸路の発展により、海路の需要が少なくなったのは事実です。そして、造船業界は淘汰され最適の規模になった。この稲益造船社は3社のうちの1社です。
私はこれをプラスに捉えています。残るべきところが残った。そう感じています。造船業界には開業時にかなりの設備投資が掛かる為、新規参入はもはや有り得ない話なのではないでしょうか?
設備も技術もない企業が到底参入出来る市場ではないのです。プロフェッショナルの仕事の延長に本当の安定というのが存在するのではないか。そう感じた1日で御座いました。
3期連続増収増益を成し遂げた、稲益造船株式会社に今後の期待が高まります。
以上、本日は『稲益造船株式会社』の記事を作成しました。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
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生田 光美

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