今さら聞けない!企業の採用活動はいつ始めれば良い?

今さら聞けない!企業の採用活動はいつ始めれば良い?

 

こんにちは!クリックエンターテイメントの澤田です!

今日は企業が採用活動を行うにあたり、初歩的な部分ですが採用スケジュールについてお話しさせて頂きます。ここ2年間連続で日本経済団体連合会(経団連)の取り決めにより就職活動スケジュールが変動しております。それにより大きく変わった採用活動のスケジュールについておさらいと今後の対策についてお話したいと思います。

 

2016年卒予定学生を対象に就職活動時期が大幅に変更になりました。

 

前年度(2015年)卒業予定の学生の就職活動のスケジュールは“3年生の12月”からスタートしておりました。スタートとは企業で言うと広報活動です。要するに“採用活動の為の”会社説明会をスタートすることが認められたのが12月でした。その後4月から選考活動や内定出しが開始されていました。

そして、9月中に採用活動を終えて10月1日に内定式を行うのです。

 

一見問題は無いように思えた就職活動スケジュールでしたが、大幅に変更になった背景として、「学生が勉強に集中出来る時間を増やしたい。」「就職活動の長期化を防ぎたい」という理由がありました。

 

そこで翌年の2016年卒予定学生の就職活動スケジュールが変更されたのです。企業広報活動は3ヶ月後ろ倒しとなり、3年生の3月から説明会が開催されるようになりました。そして8月から選考が始まるのですが、たったの2ヶ月で選考を終えて10月1日に内定式を迎えなければいけない。という状況が訪れました。

 

大企業の大ダメージ

 

上記のスケジュールの取り決めを厳守しなければいけないとされているのは、“経団連に加盟している企業”なのです。およそ1,300社あるとされております。このスケジュールの変更により、採用活動をスケジュールより前倒しで行う“経団連未加盟企業”(ベンチャー&中小企業)が相次ぎました。その結果大企業が採用活動を始める頃には就職活動を終えている学生が続出したのです。

この影響と採用活動を充分に行えなかった大企業の結果を考慮して、翌年に再度変更されたのです。

 

もはや迷走!?経団連

 

せっかく取り決めた就職活動スケジュールを翌年には変更してしまうという異例の事態となりました。広報活動の開始は変わらず、3年生の3月1日より学生達は大々的に開催される会社説明会に参加するのです。そして、選考開始兼内定出しを6月に設定し、4ヶ月かけて採用目標人数を確保し10月1日に内定式を迎える様になりました。それが今年の2017年卒採用活動です。

 

しかし、一度採用スケジュールから外れたベンチャー企業&中小企業は前倒し採用活動を止めずに学生に対し早期の接触を行うのです。

 

大企業が指定大学からの推薦により採用目標と結果人数を固めていきます。通常行われている就職活動は自由応募によるもので、この“推薦”というのは、高校入試で言うところの“専願入試”です。要するに内定が出たらその企業に必ず入社しないといけないのです。

しかし、この推薦での採用活動を成功させるには大学側の推薦状がいるのです。

 

何が言いたいかと言うと6月以前に推薦状を出すということは大学側も経団連の取り決めに反していることになるので前倒しで推薦状を書くことが出来ないのです。

 

採用に特に苦労しているのは経団連に加盟している大企業です。

 

上記で述べた取り決めはもちろん守らなくてはいけないのですが、そうも言っていられないのが大企業なのです。6月以前の面接や内定出しは出来ないので

面接面談といい方を変え、内定“弊社と非常にマッチングしている”と言う様になりました。(笑)正直、前倒し採用活動はもはや止められないのです。2017年卒業予定者の就職活動も大詰めを迎え、フタを開けてみると内定承諾書を記入した学生の70%が就職活動解禁日(3月1日)以前に接触した企業であることがコアなアンケートにより結果として出ています。

 

ではどうすれば良いのか?

 

結論として採用活動はいつ始めるのが正しいのか。という部分ではやはり正しいとされるのは3月1日からです。しかし状況は上記で述べた様なほとんどの企業が前倒し採用を行っているのです。

 

もはや職業体験を目的とした“インターンシップ”でさえも企業の前倒し採用活動の一環で行われています。

 

そもそも最初の就職活動スケジュールの変更の理由は・・・・・

「学生が勉強に集中出来る時間を増やしたい。」「就職活動の長期化を防ぎたい」という理由だったはずなのですが、採用活動の前倒しにより期間でみると長期化してしまっているのです。

 

今後も前倒しの採用活動が益々勢いをつけていくのか?新たなスケジュールと徹底した取り決めがなされるのかは不明です。

 

最後に私の個人的な意見を言わせて頂くとインターンシップは学生が今後就職活動を行う為の“職業経験”であり学生の成長を目的としたカリキュラムが用意されている様になっていって欲しい切実に願っております。

新卒採用メディア_3

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生田 光美
国家資格キャリアコンサルタント厚生労働省認定CDA。旅行業界に入社後、半年でトップセールスを獲得。3年連続MVPを獲得後、人材業界へ転身。 九州での経験に加え、東京での数年間のカウンセリングを経て、現在は就職エージェント九州で、カウンセリング責任者を務める。 年間500名以上のカウンセリングを行い、専門学校での非常勤講師も経験。その適切なフィードバックは多くの就職活動生の内定獲得につながっている。
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